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2005年11月10日 午後2時4分 とうとうわが息子が私の願いを聞いて出てくれました。 足のつけ根の激痛に耐えながら、長い長い散歩とチゲなべ、ヨガ、ラズベリーリーフティーのガブ飲み(笑)の何が効いたのかはわかりませんが・・・。 最後のブログをアップしてから時間をはかりはじめたら確実に15分間隔で変な痛みがやってきている。そして12時を過ぎたら10分、1時になるとすでに7、8分に。これはどうやらただの前駆陣痛ではなさそうだ。しかし前の日に先生がまだまだっていってたし・・・。どう判断していいのかわからなかったが、5分の時点で、病院に連絡。がまだ大丈夫でしょう。の返事。と電話を切ったらすぐに4分、3分間隔に。そして結構痛いじゃないか。彼を起こし、「病院に行ったほうがいいかも・・・。」と、もう一回電話。が。しかし、「初産だったらまだまだですね。」といわれてしまう。 電話を切り、お風呂に入り、爪を切る。もうパジャマはきていられない。ワンピースを着て、 気分を紛らわすために、ウェブを見る。そして朝の5時。いやもう限界だ。これは絶対陣痛だ。 実家に電話して弟を起こしてもらっておくように頼む。そして実家まで歩いて移動。 痛みがくると途中で止まり、また歩く。5分の距離が長く長く感じた。 もう少し痛みが強くなるまで待とうと思ったが、彼が、「もういいよ。かなり痛そうなんだから病院にいこう!」というので、弟に車を出してもらい病院へ向かう。病院のある清瀬までは朝の5時ということもありすいすいと行ったのだが、寒気はするは、痛みは強くなってくるわで、すでに泣きそう。 病院に着くと看護婦さんに、「くるなら電話してください」と怒られた。知らないよ、2回も電話してるんだから予想しておいてくれよと思う私。 予備室みたいなところに入れられて、モニターをつける。そしてその後先生がくる9時半まで放置。3分間隔はそのままで痛みが強くなってくる。彼に腰を押してもらい呼吸に専念。一体、いつ麻酔をうってもらえるの?十分いたいんですけど・・・。という気分。9時半に先生がチェックし、分娩室の隣の部屋に移動。 「これから麻酔の準備しますからね」といわれてからがまた長い 麻酔の注射と促進剤をいれる。ちょっとおなかの痛みが軽減されたが、痛みがおなかからお尻に移動しているがために、あんまり効いている感じがしない。おまけにチューブをさしているから、あお向けのままでいるようにいわれ、痛みにただ耐えるのみ。ソフロロジーの呼吸をただただ繰り返し、天井の目を数えながら痛みを逃す。でも、痛い。猛烈に痛い。 ただ、決めていたのは、痛いと口に出さないこと。出してしまったら脳がそれに気づいてしまい、おかしくなってしまいそうだったらから。これで本当に無痛分娩なの?じゃあ、自然分娩の痛みってどんななの?と思った。 そして、間隔も1分になり、子宮口も9センチというところで、分娩室に移動。歩いてくださいといわれてへろへろになりながら移動する。分娩台にのると、これから準備しますからね。あと1時間くらいで生まれると思いますよ。といわれる。 「え?あと1時間もかかるの?」とまたも泣きそうになる。そして痛みも最高潮、もうだめだ。いきみたいよお。出させてくれ、何かが出たいといっている! そうこうしているうちに子宮口が全開になり、とうとういきめることに! 彼も横でスタンバイ、頭をあげるの役をまかされている。 助産婦さんが呼吸法を指示してくれ、それにあわせいきむ。途中でいきみたいのに 休憩といわれるのがつらい。先生があと何回かのいきみででてきますよ。というのだが、 なかなか出てこない。本とのところあとどれくらいなんだよと怒りすら沸いてくる。 頭がでてきてますよ~。と何回もいわれるがそれさえも信用できない。 そして、約1時間後、先生が私のおなかを押し、大きくプッシュを何回かして。 ふに、ふに、ごげえという声が!(羊水が口に入ってしまっていたらしい) 産まれた?え?大丈夫なの?と思い下を見ると、口にチューブをいれて水を とってもらっていた。それが済むと、 ふんぎゃふんぎゃ、おぎゃあ! 元気な声が聞こえてきた。彼を見るととなりで涙目になりながら震える手でビデオを まわしていた。 おめでとうございます!という助産婦さんの声でああ、終わったんだあ、と思った。 そして、元気に泣いている赤ちゃんを見て、これがずーっと私の中に入っていたんだあと感慨深くなり、元気に生まれてきてくれてありがとう(雅子様パクリ笑)という気持ちでちょっとだけうるうるしてきた。 抱かせてもらったあと、きれいにしてもらい、私がいろいろな処置をしている間、彼が抱っこしているのだけど、ふんぎゃあふんぎゃあないていたのに、彼が赤ちゃんに向かっていつも私が歌っていた歌を歌いはじめるとぴたっと泣き声が止まった。これにはちょっとびっくり! そのあとは実は貧血になり、3回ほど意識を失い、自分でもびっくり。そして、なんだかんだいって間延びしたお産になったのは、赤ちゃんの首にへその緒がまきついていたかららしい。 本当によくがんばったね。早くでてこいよおとかいってごめんね。という気持ちになった。 というわけで、以上が私の出産レポート。 不思議なのは、そのあとの検査で子宮の中をエコーでみてもらったときに何も入っていない子宮を見て、悲しくなったこと。なんだか言葉に言い表せないのだけど、今も、二人がいつも一緒だったあの9ヶ月が恋しくなってしまうときがある。 でも、本当に無事に生まれてきてくれて、予定も結局2日オーバーしただけ。 お願いだから出てきて頂戴という母の必死のコメントを聞いてくれたような気がする。 こうやって妊娠、出産が終わっていくのだなあ~。痛かったけど、みんなより楽に産んでるわけだし、いいお産だったんだろうなあ。
by mrdaisy
| 2005-11-21 17:03
| maternity life
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