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少子化に歯止めをかけようとして政府はいろいろと考えてるようだ。今回結局見送られた出産費用全負担など、なんとかしようとしている姿勢はよいとは思う。でも、なんだかピントがずれてるような気が・・・。
そもそも出産費用を無料にしなくても、保険適用にしてくれればよいと思う。 そして、出産費用が高いから子供を産むのをためらっている人が実際どれくらいいるのだろうか?私自身子供をつくるのが30過ぎになってしまったのは、そもそも結婚が29歳(ほぼ30)だったから。そして私の周りには35でも余裕で独身の女性がたくさんいる。30でも結婚していない、結婚するつもりがない人が増えている今、その人たちがそのあと子供がほしいと思っても限界一人だと思う。私も二人いけるかな?無理かなと感じているくらいだ。だから晩婚化も問題のひとつとして考えないとと思う。 そして私は結局子供が生まれたことで仕事をやめざるを得なくなった。結局お金より、社会、会社のサポートが本当に遅れていることも問題。でも、ふと思うのは、じゃあ国が女性も働きやすい環境にするために、保育園は夜の10時、11時まで。無料にします。たくさんつくります!といって、会社も働くママ大歓迎!といったムードになればいいの?なんだかそれも違う気がする。キャリアを求める女性や、納税者をふやしたい国にはいいかもしれない。でも肝心の子供は?毎日夜遅くまで保育園に預けられて母親と一緒にいられない子供たちは? 最近出産ラッシュで友人たちが子供を産んでるが、そのだんなさんたちの行動にも変化が見える。今まで忙しい、仕事が山ほどあるといって毎日夜遅く帰ってきていただんなさんたちが早く帰るようになったらしい。そして話を聞くと、付き合いは最低限に抑え、会社でもだらだらと仕事をせず、めりはりをつけて一気に仕事を片付けてみたら意外に早く帰ることができるとわかったという。 要するに、仕事のスタイルや働き方の価値観を社会全体で変える必要があるんじゃないかなあと思うのだ。私のだんなさんはプログラマーで家でアメリカの会社に雇われて仕事をしている。会議も電話で、日々のやりとりはメールやメッセンジャーで。ほとんど問題なく仕事は回っている。もちろん職種が特殊かもしれないが、毎日会社に朝の9時から夜の10時までいなくちゃいけない仕事ってどれくらいあるんだろう?PCとネットさえあれば家でかなりの仕事はできる。無駄な会議や付き合いを減らして、できる限り子供をそばに置きながら仕事ができるような環境を会社は提供していったほうがいいんじゃないかと思う。通勤時間だってセーブできるのだし。 でも、それとともに日本人のメンタリティにも問題があると思う。 アメリカの出生率は横ばいだが、都市部はのきなみ下がっているらしい。そんな中でマンハッタンはうなぎのぼりだそうだ。特にテロ以降、人生の優先順位が変わった人が増えたらしい。結局、お金じゃない、キャリアじゃない、大切なものって人とのつながり、とどのつまりは家族でしょ。ってことにあの悲惨な状況を体験した人たちは気がついたという。そうやって考えると日本はあまりにマテリアリスティックになりすぎて、何が大事か?ときかれるとまだまだ、自分、お金。って思ってしまう人が多いのが問題なのかもしれない。 なんだか長くなってしまったが、やっぱり子供をつくる、家族をつくるってことは国がなんだかんだする問題じゃ結局ないのかもしれない。
by mrdaisy
| 2006-05-17 00:21
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