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今日はアメリカに引っ越してはじめてお医者さんに行ってきました。皮膚科です。
アメリカの医療システムの悪さは世界でも有名ですが実際すんで見ると本当にひどいです。まず公の保険はないので会社の福利厚生で保険をもらう(ってお金かなり負担しますが)か個人事業主などは相当高い保険料をはらって保険を買います。 そして医者は日本のように簡単にその日に行くってわけにはいかず、まず行きたい医者が自分の使っている保険会社を扱っているかを調べ、その時点でアポをとります。このアポっていうのが一番私が解せない部分のひとつで、病気って予定たててなるもんじゃないんですけど?と。 まあ予定外に病気になったらERに行けってことなんですけどね。(これがまた法外な金額を取られますが。) それでまたその医者が新しい患者さんを取ってない場合もあるのでそのときはまた別をあたるという・・・。ほんと、簡単に病気になんてなれません。 さて、本題に。私がなんで皮膚科に行ったかというと、いくつか見てもらいたいところがあったのですが、ひとつは急に気になりだした足のほくろ。足のほくろは皮膚がんの可能性がほかの部位より高く、特に小さいときからあるものではないもの、かたちがいびつなもの、は注意が必要なのだとか。2年ぐらい前にできたほくろが左右対称でないことに急に気がついてしまった私。おまけに皮膚がんのひとつメラノーマはたちが悪いそうで、小さくても深かかったり転移するのも早いそう。 結局結果は今のところ安全なものだったのですが、お医者さんには有色人種はやはり足や手にできやすので半年おきのチェックをするように言われました。 また顔の小さいときからあるほくろも気になってきていたので相談したところ、ただのほくろで簡単にとれますよ、といわれました。「じゃあまたアポとってくるんですよね?」というと「いや、今できますよ。」とのこと。 心の準備が~!と思ったのですが、まあいいかと局部麻酔でメスで切ってもらいました。あっけなくてびっくり。 だんなさんは私がずーっと不安そうにしているのをどうやら面白がっていた様子(笑)。「絶対大丈夫だと思ってからね。」といわれました。でも子供が生まれてから余計この手の(癌とか)心配をするようになった私。それは今の私の人生の幸福度に関係しています。 私の人生はみんながうらやむような派手な人生ではないのですが私個人的にとても幸せを感じています。お金はそんなにないけど食べるものに困るわけでもなく、不満もない結婚生活、簡単に妊娠し、健康で元気な息子にも恵まれ、家族もみな健康、少ないとはいえ(笑)やさしい友人たちもいて、お金で買えない幸せに囲まれていると日々感謝しているわけです。そうなるといつなんどき奈落の底につきおとされてもおかしくないと思ってくるのです。たぶん他人からみたら普通の人生ですから心配ないのではっていうんだろうけど・・・(笑)。 というわけで体に不安材料を見つけると(違うと思うが、何が起きてもおかしくない)と不安になる私。今回も不安は取り越し苦労でよかったのですが。まあこうやってちょくちょく医者でチェックをしてもらうのが大切なんだろうなあと思っております。
by mrdaisy
| 2008-10-22 18:01
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